VWAPという言葉を聞いたことのある人いるでしょうか?
Volume Weighted Average Priceのことです。
日本語で言うと出来高加重平均価格ですね。
これが出てきた背景には、ブローカにおける執行評価というのがあります。
つまり、機関投資家が注文執行をブローカに依頼したとき、その優劣を評価する必要があるわけです。
じゃ、なんで機関投資家がそんなことを考えるのか?
これは、実は年金とも大きく関係します。
大きな年金基金は莫大なお金を運用しています。
その際に、年金受給者に対して、どうしてその行動をしたのか説明する責任があるんですね。
なぜそのブローカを選んだのか?癒着している可能性だってあるわけです。接待されるから使ってる・・なんてのは困りますものね。
で、そのブローカの評価にはいろいろあるのですが、その中で執行の評価方法として考え出されたのがVWAPです。
つまり、すべての注文に対して同じ比率で発注したとします。
すると、そのできあがりの平均価格はVWAPに等しいというわけ。これを基準(ベンチマーク)としたわけです。
で、各ブローカはこのVWAPに勝つようにいろいろと考えるわけです。
そこで出てきたのがアルゴリズム取引。通称アルゴ取引と言われているものですね。
マーケットの状況を見ながら自動で発注する仕組みです。
みなさんの発注の裏にはこのような発注がたくさん執行されているわけです。
このVWAPですが、実は分析にも良いと私は感じています。
VWAPはもっとも代表的な取引価格としてみることが出来るからです。
バックテストシミュレーション(過去データを使い売買シミュレーションを行うこと)の場合は有効です。終値では現実的ではないこともあるからです。
企画担当
前田
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